著者 須藤和和
ダイヤモンド社
タイトルのとおり、マーケティング戦略の本
この本のよいと感じたことは、マーケティング行う上での手順を説明し、その後、
実例を利用し商品開発から販売までの戦略について解説しており、とても理解しやすい構成となっているところ。
セグメンテーション、ターゲット顧客の選定、商品開発、価格決定、プロモーション、流通経路 の決定方法
についての考え方が説明されている。
分析手法として、SWOT分析、3C , 4P、回帰分析などの説明があり、とても有用である。
顧客のニーズ調査のためのアンケートの作成に関して、どのようなアンケートがよい or not の説明はとても興味深かった。
ついつい、やってしまいがちな例などがあり、そうだそうだ、
とうなずく部分が多数あった。
実例として、サントリー DAKARA の製品開発から販売にいたるまで、どのようなマーケティング戦略が立てられたか、丁寧に解説されており、理解を深めるのに役立った。
具体的には競合製品 ( ポカリ、アクエリアス ) が存在する中でどのような戦略を取ったと考えられるか、詳細に解説されており、学ぶべきところが多数あった。
競合製品がある中で、どのようにして販売戦略を立てるか、いつも悩む問題なので、
この本で解説されていることは、色々と応用できると感じられた一冊である。
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